「うちの空き家、空き家バンクに出してみようかな」
「越前市や鯖江市って、補助金とかどうなってるんだろう?」
空き家を持っている方なら、一度は頭をよぎったことがあるんじゃないでしょうか。
結論から言うと、福井には県と市町が一緒に運営している「空き家バンク」があって、越前市・鯖江市それぞれに住宅やリフォームの補助制度もあります。
ただし——正直に言うと、補助金は対象者や条件がこまかく決まっていて、おまけに年度ごとにコロコロ変わります。
ここが一番のクセモノです。せっかく調べても「あれ、今年から条件変わってる」なんてことがザラ。
補助金は、つかまえたと思った瞬間に少し形を変える、なかなか手ごわく手間のかかる相手なんです。
今回は、空き家バンクの仕組みと、越前市・鯖江市の制度の概要を、できるだけ分かりやすく整理します。
「誰かに使ってもらえたら」——その第一歩が空き家バンクへの登録です
※この記事は2026年5月時点で公開されている情報をもとにまとめています。制度の内容・金額・条件は年度によって変わるので、最新情報は必ず各市の窓口で確認してください。
そもそも空き家バンクって何?
空き家バンクは、ざっくりいうと自治体がやってる空き家のマッチングサービスです。
- 空き家を「貸したい・売りたい」人が物件を登録する
- 「借りたい・買いたい」人がその情報を見て問い合わせる
この橋渡しを、市や県が公的にやってくれる仕組みです。
民間の不動産サイトの、自治体版というイメージですね。
派手な広告は出ないし、向こうから営業もかけてこない。そのぶん、地味だけど安心感のある場所だと思ってください。
福井県では「ふくい空き家情報バンク」というサイトがあって、県内の市町の空き家をまとめて見られるようになっています。
登録の窓口は、物件がある市町の担当課です。
越前市の空き家バンク・補助金
越前市には「越前市住まい情報バンク(おうちナビ)」があって、空き家を売りたい・貸したい人と、買いたい・借りたい人をつないでいます。
補助制度のほうは、令和8年度(2026年度)から内容が変わっています。住宅を取得・リフォームして越前市に定住する人を支援する形です。
たとえばこんな制度があります(2026年5月時点)。
- 子育て世帯等と移住者への住まい支援事業補助金
子育て世帯・新婚世帯・移住者が空き家を購入・リフォームするときに、費用の一部を補助
- 中古住宅取得の補助
対象者や、まちなか居住区域かどうかで加算が変わるしくみ
対象者や金額はけっこうこまかく決まってるので、「自分が対象になるか」は窓口で聞くのが早いです。
- 問い合わせ先:越前市 建築住宅課(0778-22-3074)
鯖江市の空き家バンク・補助金
鯖江市の空き家は、県の「ふくい空き家バンク」に登録された市内の一戸建てが対象になります。
補助制度としては「住み続けるまちさばえ支援事業」というものがあります(2026年5月時点)。
ざっくりいうと、こんな内容です。
- 空き家の購入:費用の3分の1を補助(居住誘導区域内は上限60万円、区域外は上限30万円)
- 空き家のリフォーム:費用の3分の1を補助(同じく区域内60万円・区域外30万円が上限)
- 購入とリフォームは併用できる
対象になるのは、鯖江市に空き家を買う・借りて、10年以上住む見込みがある「移住者・子育て世帯・新婚世帯・多世帯同居や近居をする人」などです。
- 問い合わせ先:鯖江市 施設管理課(0778-42-5101)
使えるかもしれない補助金いろいろ
空き家まわりの補助金は、さっきの2つ以外にもいろんな種類があります。
- リフォーム支援:移住者や子育て世帯が空き家を直すときの補助
- 除却(解体)の補助:老朽化した危険な空き家を壊すときの補助
- 移住・定住の支援:県外から移ってくる人向けの補助
実際に越前市では、ここ数年でこうした制度がしっかり使われています。
空き家のリフォーム補助は34件、解体(除却)の補助は16件、空き家に関する相談は353件(令和3〜7年度の累計)という実績がありました(越前市の空き家対策計画より)。
鯖江市も同じように動いています。鯖江市では空き家の無料相談会を5年で72回開催され、相談は198件。そのうち解体まで進んだのが27件、売却できたものも6件ありました。
危険な空き家の解体補助も5年で61戸に使われています(鯖江市の空家等対策計画より)。
ただ、これらは誰でもってわけじゃなくて、対象者・区域・築年数・予算枠などの条件があります。
「補助金あります」の看板の裏には、たいてい細かい但し書きがびっしり——そういうものだと思っておくと、がっかりせずに済みます。
「うちの空き家だったら何が使えるのかな?」というのは、物件の状態や、誰が使うか(自分で住む・貸す・売る)によって変わってきます。
補助金を使うときの注意点
補助金まわりで、特に気をつけたいポイントが3つあります。
① 工事の「前」に申請がいる
ほとんどの補助金は、工事を始める前に申請して、交付が決まってから着工というルールです。
やる気が出て「先に直しちゃった!」だと、その時点でほぼアウト。
よかれと思って動いたのに、その早とちりが数十万円の損につながる——補助金の世界では、勇み足がよくありません。
せっかく使えたはずの補助が、フライングで消えてしまうので要注意です。
② 年度ごとに内容が変わる
補助金は、年度ごとに金額・条件・予算枠が見直されます。
去年の情報が今年もそのまま使えるとは限りません。
③ 予算枠には限りがある
「今年度分の予算がなくなりました」で締め切られることもあります。
条件をぜんぶ満たしていても、予算が尽きていれば「また来年」。人気ライブのチケットみたいに、早い者勝ちな一面があるんです。
気になる制度があるなら、早めに窓口に確認しておくのが安心です。
このあたりは、市の公式サイトや窓口で最新情報を確認するのが確実です。
空き家バンクに出す前に、こしのやに相談でもOK!
「空き家バンクに出したいけど、その前に片付けや現状確認をどうしよう」
「補助金が使えるのか、自分じゃよくわからない」
こういう「制度を調べてはみたけど、結局どうしたらいいか分からない」段階でこそ、気軽に相談してください。
こしのやでは、越前市・鯖江市の空き家について、現状の確認や、活用・管理の相談を受けています。
「売るか、貸すか、活用か——まだ何も決まっていない」という状態で大丈夫です。むしろ、そこからご一緒します。
補助金の申請そのものは市の窓口になりますが、「で、結局うちは何から手をつければいいの?」という最初のひと固まりは、こちらで整理のお手伝いができます。
気軽に声をかけてください。
空き家のこと、ひとりで悩まなくて大丈夫です
越前市・鯖江市の空き家なら、まずはこしのやに気軽にご相談ください。
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